不倫

芸能人や政治家などの不倫がテレビや雑誌に取り上げられ、世間を賑わせています。

パートナーがいながら他の異性と関係を持つことを不倫、浮気と言いますが、そもそも不倫とはなんなのでしょう。

不倫と浮気の違いって何?って思われたことはありませんか?

 

不倫と浮気の違いについて

不倫と浮気。

この二つの言葉の意味合いは大変似通っていて、パートナー以外の異性と関係を持つことなのはお分かりかと思います。

この二つ、明確な区別はされていないものの次のような意味合いの違いを含んでいます。

 

不倫

既婚者が配偶者以外の異性と肉体関係を結んだ場合

浮気

未婚・既婚関係なく、パートナー以外の異性に思いを寄せたり、肉体関係を持った場合で、肉体関係が無い場合も使用。

 

不倫というものは既婚者が「不貞行為(自由な意思に基づいて、配偶者以外の異性と性交渉を行うこと)」を行うことです。

夫婦というものは、貞操義務が存在します。

貞操義務とは、夫婦が互いに性的純潔を保つ義務のことです。法律的に明文化されているわけではないのですが、夫婦は互いに配偶者以外の者と性交渉するべきではないという意味です。

不貞行為はその貞操義務を犯すことに他なりません。

離婚の原因にもなりますし、慰謝料請求の対象にもなります。

 

「不倫」とは「人の守るべき道にそむくこと」を意味し、不法行為をしている事に他ならないのです。

 

妻以外の女性と手を繋ぐ夫

しかし、婚姻関係が破綻した後の不貞行為は、不法行為とされません。

婚姻関係が破綻している、という状態はどのような状態をいうのでしょう。

 

  • ●目安として5年以上の長期別居
  • ●虐待・DV
  • ●不就労・借金
  • ●過度の宗教活動
  • ●修復が不可能な程悪化した場合の性格の不一致

 

などの原因により婚姻関係の破綻が認められます。

 

婚姻関係の破綻は夫婦双方が内心で決められることではありません。

客観的に見て、婚姻関係が修復できそうなものか、そうでないものかを判断しなければいけませんので普段から婚姻関係が破綻しているような証拠を集める必要性があります。

例えばDVなら暴力を受けた日付、病院の診断書等が証拠となります。

ベッドの上で喧嘩する夫婦

不倫をしているかも?と思ったら

落ち込む男性を抱きしめる女性

配偶者の行動を注意深く観察してみてください。

不倫していると何かしら兆候が現れるものです。

夫が不倫した場合の特徴妻が不倫した場合の兆候、各ページににあげてあります。

思い当たる所はありませんか?

 

不倫をしているかもしれない…と思ったとき、冷静さを無くしてしまうものです。

ですが一旦冷静になり、次に何をすべきかを考えましょう。

 

■証拠を集める

「怪しい」と思ったとき、先ずは証拠集めをしてください。

証拠集めといっても、ご自身で不倫の現場をおさえるなんてことは絶対にしてはいけません。

素行調査の方法のページにもありますが、「不倫を証明できる証拠を押さえる」という作業は一見簡単な様に思えますが、大変難しい事なのです。

ですから、将来的に探偵事務所に依頼すると見越して、の証拠集めをする事が重要です。

ではどのような証拠集めをしたらよいのでしょうか。

 


●怪しいLINEやメールの内容を撮影しておく。

 

スマートフォンやパソコンが見れる状態であれば、LINEやメールなどの中で怪しいと思われる相手とのやり取りを撮影しておきましょう。
やり取りの中でラブホテルで撮影した画像や、または肉体関係を匂わせるような物があればそれも撮影しておきます。

 


●車内や鞄、財布の中・クレジットカードの使用明細などをチェックする

 

車内や鞄、財布の中から避妊具やラブホテルのメンバーズカード、アクセサリーなどを購入した領収書などが出てくることがあります。その様な物が出てきたら、撮影しておきましょう。

また休日出勤や友達と食事などという理由で休日など普段では無い様な外出のあった日のカーナビの履歴などのチェックなどもしてみましょう。

クレジットカードの使用明細もチェックして、女性の使用するものを販売する店舗名や怪しい企業名などはラブホテルの使用料の可能性がある為、撮影しておくなどして記録しておきましょう。

 


●帰りの遅くなる日時や曜日、休日に出かけた日、等を記録に残しておく。

 

帰宅の遅くなった日や曜日、または自宅にいるはずの時間に電話にでなかった日時、休日出勤になったと言って外出した日時や時間帯、出張に行った日時など、記録に残しておきましょう。

また本人の口から良く出る人物のSNSをチェックしておきましょう。

その人物と出かけると言っていたはずなのに、その人物のSNSでは家族と外出していた記事が上がっていたりします。

 

 

 

 

それらしい証拠がでたとしても、それが果たして「法的に不貞行為を立証できる証拠なのか」が重要になります。

肉体関係があったような画像がでれば、相手も認めざるを得ないのですが、少々の証拠で問い詰めても絶対に不倫は認めないでしょう。

確固たる証拠も無く問い詰めたりすると、逆切れされることが多く夫婦関係が悪化する原因になります。

 

離婚や不倫の相手に慰謝料を請求したい場合は、探偵事務所に依頼し、不倫の現場を押さえ、有無を言わせぬ証拠を揃える必要があります。