大阪の浮気調査でGPSを使用した調査での注意点
最近は浮気調査で対象者の使用する車両にGPS装置をつけて調査をする事が殆どです。
配偶者の浮気を疑う場合、まずご自身でGPSレンタル会社にてGPSをレンタルし、自分の妻、もしくは夫の車両に装着、車両の動きをGPSで把握し浮気の事実を確固たるものとし、探偵事務所に依頼する方も多くなってきています。
その方が有る特定の日時のみ、会社とは違っている場所に車両が停まっていることが発見できたりして、探偵が調査をするにあたって調査日を絞れて、調査料金が抑えられる利点があります。
GPS装置を利用した時のデメリット1
現在居るであろう場所がスマートフォンひとつで把握できる事は大変便利なのですが、GPS装置の指している場所が「妻または夫の居る場所」と理解しないようにしてください。
GPS装置が妻または夫の体内に埋め込まれている(笑)などという映画のような話で無い限り「GPSの指す位置=GPSが取り付けられている場所の位置」である事をおぼえて置いてください。
例えば、頻繁にパチンコに行くと出て行く夫の行動を怪しんで、夫の使用する車両にGPSを装着した妻。
夫の外出後にGPSを使用し、夫の居場所を調べてみると確かにパチンコ店の駐車場と思われる場所に数時間駐車されていたとします。
「あぁ、本当にパチンコにいっていたんだな」と思われるでしょう。
ですが「GPSの指す位置=GPSが取り付けられている場所の位置」、なのです。これはあくまでも「夫の使用する車両の位置」を指しているだけに過ぎず、「夫の居場所」を指しているわけでは無いのです。
浮気相手の待ち合わせにパチンコ店の駐車場や道の駅、大型ショッピングセンターなどの駐車場で「浮気相手の車両に乗り換える」という事象が発生する事があるのですが、こういった場合、GPSを装着した車両のGPS上での位置は、確かにパチンコ店を指しているけれど、肝心な対象人物は浮気相手の車両に乗り、浮気相手とラブホテルに居る、という結果になるのです。
ですから先の例で言うと「パチンコに出かける」と言った夫の車両はGPS上でパチンコ店の駐車場を指していたけれど、その場所で車を降り、浮気相手の車両に乗り込んで移動していた、可能性は高いのです。実際にパチンコ店に夫を探しに行ったけれど、店内には居なかった・・という経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
ですからGPSの指す位置は「あくまで補助程度のもの」と考えていただき、車両の乗り換え等も考慮し、GPSの位置だけで浮気の有無を確信しないことが大切です。
GPS装置を利用した時のデメリット2
GPS装置は衛星を利用して装置のある場所を導き出す装置です。
みちびきという日本製の衛星を利用するGPS業者も増え、以前よりかなり正確ににGPS装置の場所の特定が可能になりました。今後もより正確な位置の特定が可能になるといわれています。
正確度が上がったと言えど、未だ位置の把握がしにくい場所はあるのです。どのような場所かと言いますと
- 地下駐車場
- 立体駐車場
- ラブホテルの駐車場(コンクリートで囲まれている)
- ビル内
GPS装置を装着するのは主に車両だと思いますが、このあたりに車両を停めたりすると、かなりの確立で誤差が発生します。
例えば、「友人と出かけてくる」といった妻の車両が、GPS上で繁華街の駐車場と思われる場所に駐車されていた、「なるほど、友人と会っているのだな」となる前に、誤差の確認をしてみてください。
GPS装置を使用し、位置情報を導き出すと誤差も同時に表示されます。その誤差が50m以内ならほぼその場所にGPS装置があると思って間違いはないと思いますが、時に200、多いときは500m以上の誤差が出されているときがあります。
その際は「その場所にはいない」と思ってほぼ間違いありません。指している場所の付近に測位の難しそうな場所はないか、全て探さなければなりません。この様な場合実際にGPSの指す位置に行っても、特定するのは難しいでしょう。
また車両に装着する際、装着場所によっても多少の誤差は発生することがあります。
そのようなデメリットが存在するため、探偵は探偵用の精度の高いGPS装置を使用し、なおかつリアルタイム尾行(弊社HP TOPリアルタイム尾行参照)で相手を追尾します。
GPS装置はあくまで補助程度と考えて、大まかな目安と捉えたほうが賢明です。