大阪の探偵が解説!シニア不倫急増!でも言い訳は許しません。
高年齢化が進んでいます。60代の方もそうですが70代の方も皆さん大変若々しく元気にされていますね。
スポーツジムなどでも多くの高齢の方々が来られていますが、皆さん大変元気そうです。
浮気調査でも、高齢の方の不倫調査を請け負うことが多くなってきました。以前なら30代から50代位までの対象者を追うことが多かったのですが、現在は70代はおろか、80代の方の不倫調査を行うこともあります。
熟年離婚という言葉が定着した裏にある原因のひとつであるシニア不倫ですが、なぜシニア世代が不倫に走ってしまうのか解説いたします。
恋愛に年齢は関係ない。
定年後時間とお金はあるのに、そばにいる長年連れ添った妻や夫とは既にスキンシップも取ることが無く、異性として感じられなくなっていることもあり、夫婦に物足りなさを感じたりすることもあるでしょう。
そうですね、綾小路きみまろさんの言うところの
「新婚時代は顏見てるだけでドキドキした。今、顏見るたびに不整脈。」のような生活の中不満が蓄積されていくと、他の異性に走ることもあります。
「もう年だから恋なんてしない」と思うのは大いなる間違いで、いくつになっても愛する気持ちが残っていれば恋に落ちることも十分にありえる事です。
60代、70代だからといって恋愛感情は消えるものではないのです。
またそのような相手が現れた場合、配偶者に今まで異性として見てもらえず、恋のときめきが過去のものとなっていることが多いので久々の感情に燃え上がり、一瞬にして不倫に陥ってしまうのです。
「遊び」で終わればよいのですが、久しいときめきの感情で冷静さを失ってしまうような場合も報告されています。
「これが最後の恋になる」と思うことにより切迫感が生まれ、相手に執着してしまいストーカー化してしまうケースもあるようです。
出会いの場は以前より多い機会が増えていると思います。
シニア世代もスマートフォンを使用するようになり、インターネットが身近な存在になりました。異性と知り合うことも容易です。
出会い系サイトだけでなくFacebookなどのSNSも出会いのきかっけになります。
またシニア世代にたまり場となっているカラオケ喫茶なども出会いの場になるでしょう。
シニアでも不貞行為は成立するのか?
不貞行為はつまり、肉体関係を結ぶことです。
不貞行為の定義は「配偶者以外の異性と自由意志により肉体関係を結ぶこと」とされていますので、シニア世代でも肉体関係を結ぶ関係であれば不貞行為は成立します。
私どもの調査でも、70代と不倫カップルがラブホテルを利用するケースを何度か証拠として押さえました。
その中の調査で印象的だったものをご紹介します。
熟年離婚を視野に入れられての依頼でしたので、裁判で言い訳のできないようなラブホテルの出入りの証拠を数回押さえました。
しかし、驚いたことに、「EDだから不貞行為はない」という配偶者からの反論があったのです。
なるほど・・・確かにラブホテルの部屋の中まで私たちは尾行することはできません、肉体関係を結んだかどうかはわかり知れないことです。
しかし、ラブホテルは「性行為を目的とし、その行為をする場所」と定義されている場所です。
そこに複数回、同一の異性と出入りし、配偶者に嘘をついての外出、外泊などを総合的に判断すると、不貞行為自体より「婚姻を継続しがたい事由」と判断され離婚事由になります。
また「EDで不貞行為がないから慰謝料は払わん!」という言い訳も不可能です。
なぜなら他の異性とラブホテルに入り、肉体関係は至らなかったとしても、似たような行為に至っていると思わせ、嘘をつき異性と外泊するなどの行為は十分配偶者に対して精神的苦痛を与えるに等しい行為です。
これに継続性があり、嘘をついて異性とデートや外泊、肉体関係に近しい行為が行われていると推測される場合は、不法行為にもあたります。
熟年離婚の財産分与や慰謝料は高額になる
もし、シニア不倫の末、離婚するとき財産分与が発生しますが高齢ですと結婚してからの築き上げてきた財産は若いときに比べたら多いものです。その半分を失うことになります。
また慰謝料についても長年の苦楽をともにした配偶者を裏切る行為をしたのですから若年の不倫による慰謝料よりもはるかに高額になるでしょう。また条件によっては年金も半分になってしまう場合があるのです。
いかがですか?
調査中ラブホテル街にはよく行きますが、高齢のカップルをよく目にする機会が多くなりました。
恋をすることは痴呆にも良いと聞きますが、一線を越えずお友達のままでの関係でいたほうが良いかもしれませんね。
シニア不倫により熟年離婚になったら、なにもかも失ってしまう可能性は高いですから。
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