大阪の探偵が解説!「探偵事務所の料金の内訳について」
探偵事務所を利用しようとしている方はいろいろな探偵事務所のHPを見ていらっしゃると思います。
そして一番気になるところは「調査料金」の違いでしょう。
もちろん、HPには調査料金を明確に明記していないHPも多々あります。それは値段を聞く為にお電話での問い合わせを増やし、直接面談への相談に繋げる為です。。
お電話での問い合わせというのは探偵事務所側からすると相手の「本気度」がわかります。そして相談してきた人物の年齢や職業などを聞くことができ、またその人物の性格も見えてきます。
悪意のある探偵事務所は調査内容とは別に、そのような情報を元に、調査料金を上乗せしたりすることもあります。つまり、言い方は悪いのですが「取れそうな相手からは、ふんだくる」的なことをされているところが見られます。
調査料金はきちんとHPに記載されている探偵事務所を選ぶようにすることをお勧めします。
料金体系のしくみについて解説、「1時間何円の罠にはまらない事」
探偵事務所で一番依頼の多い、浮気調査の場合について書いてみます。殆どの探偵事務所の調査料金は「調査時間」によって決まってきます。
「1時間あたりの調査料金×調査員の人数」+「調査時間」が基本的な調査料金の内訳になります。
インターネットの広告に「1時間3000円~」というような記載があるような広告を見た事はありませんか?
「1時間3000円なんて安い!」と飛びついたら大間違いです。
これは上の1時間あたりの調査料金分でしかないことが殆どです。実際はその3000円が調査員の人数分かかってきて、なおかつその金額に調査時間が加算、もっと言えばその金額に諸経費が乗ってきたりするケースが殆どです。
「1時間3000円で調査員3名にしましょう。このケースは大変時間がかかりますから50時間契約に。またその際かかった経費(車両代1日2500円、印刷費、通信費、報告書作成代金他)は別途実費で請求します」なてことになれば、調査費用だけで45万円、それに車両代が1日5千円なら50日全て車両を使用した場合12万5千円が加算。その他、分けの分からない印刷費や通信費まで請求されて、他社よりだいぶ高くついてしまうことになります。
こういう広告をだしている社は、消費者を騙すつもりで出しているわけではないのでしょうけれど素人相手に少し卑怯かな、と我々は感じます。
相談件数を増やしたい気持ちは理解できます。全てが全て悪意を持っているわけではないのでしょうけれど、お話を良く聞いて、また契約書も良く確認し、分からない事は常に質問して納得されてれから契約したほうが間違いが無いかと思います。
諸経費についての解説、「探偵事務所によく質問する事」
諸経費は調査料金に含まれる探偵事務所と、含まれず別途請求される探偵事務所があります。
諸経費とは、先ほども述べましたが
- 車両代
- 通信費
- 印刷代(画像や報告書の印刷)
- 高速料金代
- 飲食代
- 宿泊費用
等の事を言います。以前相談者様にお聞きした話によると「カメラの機材代」まで諸経費の中に入っていたとの事。
同じ業界にいて大変申し訳ないと思うのですが、正直、「なんでもあり」なんです。
ですから諸経費が別途請求される場合、「何が諸経費で加算されるのか」という詳しい話を探偵事務所に質問するようにしましょう。細かく経費にいれられている場合や「その調査によって諸経費が加算される場合がある」などといわれる場合、後になって高額な諸経費が上乗せされる可能性はあります。
安かろう、悪かろうという事は無い
大手に問い合わせた相談者様から良くお聞きして、大手の相談カウンセラーはだめだなと感じるところがあります。
「安すぎる探偵事務所は個人事務所のようなところで調査力も低い」とか
「安かろう悪かろうです、調査料金がそれなりのところは調査力のある調査員のいるところです」という、「安い探偵事務所はだめだ」という事を相談者様に洗脳しているところです。
大手は広告代に莫大に資金を使っています。どこからその広告費が出るのかというと調査料金です。あちこちに目にする広告は依頼者様の調査料金から出ているのです。
また、調査力についてですが大手の探偵事務所はそれこそ、全国の個人事業主の名ばかりの探偵を名乗るものに下請けに出し、ごくわずかな報酬で調査をさせてる場合もあります。社で抱えている調査員は殆どいないに等しいのです。そのほうが利益が出せますから。
実際弊社も、他の探偵事務所の調査料金と比較すればお手ごろになっています。ですが調査力が低いなんてことはありませんし、弁護士からも納得されるような報告をしております。そして、法人様相手にも仕事をしていますので信頼を得ております。
しかし、安いという事で依頼しやすいからと、悪意をもって安さだけで契約につなげ様とする悪徳業者がいるのも事実です。実際に話をして「ここはちょっと信用できないかな」というような社は辞めて置いたほうが賢明です。
相談電話で「今月はキャンペーンだから今月中に契約されれば若干お安くできます。」と言われる事もあります。
そのキャンペーンは1年365日やっております。「閉店セール」と同じ手法です。そんな古い手口に騙されないよう、いろんな探偵事務所に相談しリサーチして真贋を見分ける目を養ってください。調査料金は大切な大切なお金です。無駄にする事のないようにしていただきたいと思います。
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