高齢者の不倫の増加
日本国内では高齢化が進んでいます。
2017年に日本の人口の27.7%が65歳以上で、13.8%が75歳以上という数字が出されています。
それに伴ってお元気なご老人が増えたためなのでしょうか、高齢者の不倫が大変多くなっています。
本来ならば「余生を人生の伴侶とゆっくりと」、となるところなのでしょうが、近頃は伴侶以外の異性を求めて出会い系に手を出す高齢者も見られます。
最近調査を終了しました不倫調査の案件でも80代の男性と70代女性の不倫がありました。依頼者様は80代の男性の奥様です。
3年ほど前より女性の影が見え隠れするようになったものの、若い頃からも女性関係が激しかったのも理解しているのでそれなりに許してはきた、しかしこの所家に帰らない日が出てきており、これを期に調査を依頼したいとの事。
ちなみに依頼者様はまだ50代の女性です。
調査対象の人物の年齢にも驚いたのですが、調査を開始して、相手の女性の姿にも驚きました。依頼者様の年齢をはるかに超えるであろう女性であったのです。
2人で喫茶店で話込む姿を見て
「これは不貞関係の証拠はとれないかもしれないぞ・・・」
と調査員たちは「単なるお茶友達」関係である可能性も考えましたが・・・。
いやいや、その後相手の女性の車に乗り換えた後、お2人はがラブホテルに手馴れた様子で入っていきました。
しかも警戒しての行動なのか、一緒にホテルに入ることはしません。80代男性が先、遅れて70代女性がそれに続きます。
ホテルのロビーで合流し、2人揃って室内に消えました。
兼ねてから旦那様からのパワハラにも悩まされていた依頼者様は離婚を決意され、裁判を見越しての証拠を固めました。
空振りは3回のみ。後は全て不貞の証拠がとれ、依頼者様のご希望されていた「宿泊している証拠」が2回も撮影が出来ました。
宿泊時は決まって夜中まで遊び歩き、ホテルへのチェックインは12時を回ります。その後朝の7時半にはホテルを出て朝食を取りに喫茶店へ・・・。その後80代男性も70代女性もそれぞれの仕事へ向かうのです。
・・・なかなかの体力がお有りです。
お体が丈夫で健康だからこそ出来る事は喜ばしいことなのかもしれませんが・・・如何せん不倫はいけません。
今後はこのお2人にキツイお灸が待っています。
高齢者だからと言って慰謝料などが逃れられるなどという事はありません。
80代男性は築き上げてきた財産を失い、70代女性は同居の家族から小言を言われ、毎日パートでコツコツ貯めた貯金も無くすでしょう。
人生の終焉を迎える前に地獄を見る事になるとは。
不倫をした代償は大きいことに気づくのが遅かったかもしれませんね。